【中1数学】正負の数
まずは「+(プラス)」と「ー(マイナス)」の話をします。
簡単に説明すれば...
+(プラス)・・・0より大きい
ー(マイナス)・・・0より小さい
と言うことです。
+(プラス)を正の符号、ー(マイナス)を負の符号と言います。
なので教科書や参考書では0を中心として
・・・,ー3,ー2,ー1,0,+1,+2,+3,・・・ (★)
みたいな数字の列をよく見ると思います。
★のマイナスの部分を負の整数、プラスの部分を正の整数と言い、★を左から右へ行くほど数字の値は大きくなっていきます。
数の大小は不等号(>、≧、=、≦、<)を用いて表します。
<、>は「AはBより大小」、≦、≧は「AはB以上以下」で区別をつけます。
例えば「+1は+3より小さい」⇨「+1<+3」です。
ここで、「あれ?負の整数には『ー』は付いてるけど、正の整数には何も付いてない時あるけど何で(ㆀ˘・з・˘)?」て思った人!
いいとこに気がつきますね〜笑
そう!みなさんが学ぶ数学では+(プラス)の表記はしばしば消えます。
例えば2+3=5の式
書き変えると
+2+(+2)=+5
となります。
なんか+ばっかりで読みにくくないですか?
基本的に式の中にあるプラスの数字の+は省略します。
今は数学の暗黙のルールみたいなものかと思っておいてくださいm(_ _)m
次に「絶対値」この数もプラスが消えます。とう言うか、この数にはプラスもマイナスもありません!!
絶対値とは「0」と「ある数」の距離(差)なのプラスもマイナスもありません。
例えば「0」と「+3」、「0」と「-3」これら距離(差)は3ですよね!
「0」と比べるのプラスであろうとマイナスであろうと距離(差)にプラスもマイナスもありません。
これが絶対値です。
正負の数どうでしたか?
最後に宿題です。
問1 次の数を正の符号、負の符号を用いて表せ。
(1)0より12大き数
(2)0より29小さい数
(3)+12より29小さい数
問2 あるクラスのテストの平均点は67点でした。このクラスのA、B、Cは何点ですか?
A・・・平均点より20点高い
B・・・平均点より5点低い
C・・・Bより30点高い
問3 次の数の大小を不等号を用いて表せ。
+1、−0.5、0、ー1/2、5、ー5
答え合わせわ次回します!
じゃあの〜